IT業界の転職に効く!履歴書の書き方
求人に応募する際には欠かせないのが、そう、「履歴書」ですね。
採用・不採用の判断に大きく影響するものですので、
転職においてももちろん重要です。
ここでは、IT業界の転職に有効な履歴書の書き方について解説します。
まず第一に、「履歴書」を単なる提出物と捉えてはいませんか?
採用担当者がその内容を見て採用・不採用を判断するのに用いる
「審査書類」である、ということを忘れてはいけません。
記載内容はもちろん、記載方法もしっかりとしたものに仕上げます。
それでは、作成の注意点から確認していきましょう。
履歴書作成の注意点
- 手書きの場合は黒色の万年筆やボールペンを用います。近年ではパソコン作成も増えてきました。
- 手書きだとよく書き損じてしまいますが、修正して提出することはできません。最初から書き直しましょう。
- 一度提出した履歴書は使い回さずに、毎回新しいものを作成しましょう。
- 読み手に確実に伝わるよう、字は楷書体で丁寧に記載し、大きさのバランスや読みやすい表現に注意しましょう。
- 文体は常体か敬体どちらかに統一(おすすめは敬体)し、年号は和暦又は西暦に統一します。
- 名称等の固有名詞は正しい名称及び表示で記載し、省略しないよう注意してください。(「同上」、「〃」なども使用しない)
- 名称が変更されている場合は、当時の名称と現在の名称を付記するのが良いでしょう。
- 作成を終えたら内容を見直し、必ず誤字や脱字がないかを確認しましょう。他の人に見てもらうと良いです。
- 完成したらコピーして、面接前に確認したり、別の企業へ提出する履歴書を作成する際に参考にしましょう。
何事も基本が大事ですね。続いて、記載項目のポイントです。
履歴書記載項目のポイント
IT転職に関わることから一般的なことまで、項目ごとにポイントを説明していきます。
- 日付
- 生年月日
- 現住所
- 電話など
- 連絡先
- 学歴
- 職歴
- 免許・資格
- 志望の動機、アピールポイント
- 特技
- 通勤時間
- 本人希望記載欄
投函日や持参日等の提出日を記載します。作成日ではないので注意!
年号は和暦又は西暦で統一することを忘れずに。
都道府県名からアパート名及び部屋番号まで省略せずに記載しましょう。
番地などの表記もハイフンで省略(例:「1-2-3」)したりせず、正しく記載します。
固定電話や携帯電話の番号を記載します。
現住所以外ですぐに連絡の取れる人(同居家族を除く)がいる場合に記載します。
特に現住所以外で連絡を希望する人や場所がなければ記載する必要はありません。
また、現在の勤務先については記載しない方が良いです。
古い順に学校への入学・卒業(修了)の経歴を記載します。
高等学校などについては「学部・学科・専攻・コース」も記載します。
職業訓練を受講した場合も「学歴」欄に記載できます。
ただし、大学受験浪人中の予備校等については一般的に記載しません。
古い順に勤務先への入社・退社の経歴を記載します。
会社名に加えて業種と従業員数、所属部署及び簡単な職務内容を記載します。
また、場合によっては「雇用形態」(正社員・正職員以外の場合)や
「移動、昇格、出向」等の経歴を記載することもあります。
ぜひアイキャリに相談し、あなたに合った記載方法を見つけましょう。
退職の理由については、「帰郷のため退社」や「会社都合により退職」、など
簡潔に記載したり、前向きな理由の場合には「志望の動機、アピールポイント」欄で
丁寧に説明してアピールしましょう。
「~免許 取得」、「~検定 合格」のように記載します。
応募先企業に対するアピール力の高いものから順に記載すると良いですね。
IT業界では「基本情報技術者試験」などの国家資格や、
Oracleなどのベンダー資格を持っていると特に有効です。
既に失効したものや勉強中、取得中のものであっても、
意欲や能力のアピールになりますので、その旨と一緒に記載しましょう。
職業訓練以外で、通信教育や英会話スクール、各種セミナーなど自発的に
能力開発に励んだ経歴があれば、この欄に記載すると良いですよ。
また、免許・資格でなくてもパソコン操作など応募先企業で活用できる
「技能・技術」を持っている場合は「※ExcelやWordを実務で操作可能」のように
付記する方法もあります。「特技」欄で記載するのも良いでしょう。
以下の点をポイントとして記載しましょう。
①どうして他の会社ではなくその会社を志望するのか
②自分の経験や能力がその会社や仕事でどのように活かせるか
③いかにしてその会社に役立ちたいかという意欲
記載にあたっては、まず、応募先企業のことをよく知ることが大切です。
求人票の内容や、店舗、製品、ホームページ、広告などを確認しましょう。
志望の動機とアピールポイントは面接でもよく質問されます。
面接の際に話すこともイメージして、考えてみましょう。
「貴社で成長したい」などの一方的な希望や個人的な事情だけを記載しても、
採用担当者に対するアピールとはなりにくいので注意してください。
IT業界の採用担当者が注目しているポイントとしては、
・経験者であればスキルや経験を活かして即戦力として活躍できるか
・未経験者であれば学ぶ意欲やコミュニケーション能力などの強みを持っているか
が挙げられます。
履歴書の中で最も重要な項目ですので、アイキャリで一緒に考えていきましょう!
趣味やスポーツなどの個人的な活動を記載する場合もありますが、
仕事に関係するものや応募先企業で活用できるものを優先して記載します。
自宅から応募先企業までのあらゆる交通手段を想定し、最短時間を記載します。
ちなみに、ブログ「福岡よかとこ~交通事情編~」でも書いていますが、
福岡のように公共交通機関が便利だと通勤で苦労しないので助かりますよね・・・。
一般的には面接などの場で直接採用担当者と相談すべきですので、
勤務条件について細かな希望があっても、直接的な表現では記載しないようにします。
特に記載することが無い場合は、「特になし」や「貴社の規定に従います」、
あるいは、連絡して欲しい時間帯を記載しましょう。
「○○職を希望します。」などのように応募職種について記載したり、
採用された場合の目標などのアピール事項を書くのも良いでしょう。
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